データ分析でpandasを用いることは結構あると思います。
最終的にファイルを出力する時に日付もファイル名に入れられたら便利だなと思い、今回その方法を示します。
「20240205-00:00:00_ファイル名」みたいな感じで命名
Python 3.7とpandasを使用して、日付データを含むファイル名でExcelファイルにデータを出力する方法を紹介します。この例では、pandasのDataFrame
をExcelファイルに出力し、ファイル名に現在の日付と時刻を含める方法を示します。まず、必要なライブラリをインストールしていることを確認してください。pandas
とopenpyxl
(Excelファイルに書き込むためのライブラリ)が必要です。
以下は、日付をファイル名に含めてpandasデータをExcelに出力するサンプルコードです。
import pandas as pd
from datetime import datetime
# テストデータフレームの作成
df = pd.DataFrame({
'Name': ['John', 'Anna', 'Peter', 'Linda'],
'Age': [28, 34, 29, 32],
'City': ['New York', 'Paris', 'Berlin', 'London']
})
# 現在の日付と時刻を取得
now = datetime.now()
formatted_date = now.strftime('%Y%m%d-%H:%M:%S')
# ファイル名に日付を含める
file_name = f"{formatted_date}_ファイル名.xlsx"
# Excelファイルにデータフレームを出力
df.to_excel(file_name, index=False)
print(f"ファイル {file_name} が正常に出力されました。")
このコードでは、datetime
モジュールを使用して現在の日付と時刻を取得し、strftime
メソッドでフォーマットをYYYYMMDD-HH:MM:SS
形式に設定しています。その後、この日付と時刻をファイル名の一部として使用し、pandas
のto_excel
メソッドでデータフレームをExcelファイルとして出力しています。index=False
パラメータは、Excelファイルにインデックスを出力しないようにするために使用されます。
この例を実行する前に、環境にpandas
とopenpyxl
がインストールされていることを確認してください。それらは以下のコマンドでインストールできます:
pip install pandas openpyxl
OSerrorが出た時の対処法
上記のプログラムだとエラーが出ます。
ファイル名に日付と時刻を含める際に:
(コロン)を使用しているため、エラーが発生します。ファイルシステムによっては、ファイル名に:
を使用できないため、代わりに-
や_
を使用することをお勧めします。
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