研究競争の敵に対抗するには

どうもゆうかです。

多くの研究室ではある一定の分野で最新の研究をしています。新規材料開発だったり、有機合成だったり。

毎日新しい論文が出てくる中で他の研究者との技術競争が行われています。

今回は最前線で戦う研究競争について少し触れていきたいと思います。

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新規材料開発の敵

材料開発において最先端を走り続けるのは至難の業です。

私たちの研究室には設備が少なかったり、時間がなかったりする中で少しずつゆっくりと開発を行っています。

ですが、この世には金持ち研究室も存在します。残酷な話ですがこれが現実です。そこと対等に戦うとなると多分負けるでしょう。

わかりやすくいうなら軽自動車とスーパーカーです。どんだけ軽自動車で先に進んでようと、後から来たスーパーカーにはすぐに追いつかれてしまいます。

がんばって逃げても追いつかれる。金持ちには何をしたって逃げられないのです。



対抗策はあるのか

研究者というもの常に考えて、どうやったら勝てるか、どうやったらできるかを試行錯誤しなければなりません。

そこで、AIの力を使うのはどうでしょうか?AIを使うことは高速道路を使うようなイメージです。下道のスーパーカーと高速の軽自動車なら勝ち目がありそうです。

私の研究はベイズ最適化を用いて実験条件の探索を行うことです。これが使えるようになれば、私たちの研究室を高速道路で目的地まで連れて行ってくれる物になるかもしれません。

これは今私が考えられる作戦であって、教授や院生はもっと別の解決策を持っているかもしれません。



研究室の強み

研究室の強みはこのようにみんなで考えてアイデアを出し合えることです。少ない機材でどうやって進めるか。地道ではありますが最強です。

一人一人がある分野において分からないことがない状態になってそれが4人集まったらどこにも負けないチームの完成です。

みんなが集まって研究するのはこの点において強みとなるでしょう。



まとめ

研究室に所属するときは自分からアイデアを出す、調べる、やる、主体的になって行動を起こして学ばなければいけません。

この能力はいつになっても使えると思います。社会人になったとしてもです。就職したことない奴が何言ってるんだと思うかもしれませんが、自分で考えられない人は必要ないですよね。

自分で考えて行動しましょう。

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