どうもゆうかです。
釣り人たるもの潮見表は見慣れたものでしょう。そして潮の満ち引きは月が関係していることも周知の事実です。
最近、空を見上げることが多いです。空気が乾燥していて気持ちがいいですよね。空にはたまに月が出ているのが見れるでしょう。
月の影の部分ってなんで見えないの?って思ったわけですよ。そりゃ影だから見えないんでしょうけど、満月の夜には月明かりだけでも明るくないですか?
それなのに見れないってなんか不思議な感じがしますよね。
今回は、視点の違いで見えるものと見えないものがあることについて考えていきましょう。
どうして見えないの?
簡単にいうと、真空状態で光が散乱せずに、通過していくためだと考えました。
地球には大気が存在しますよね。それは、光にとって邪魔者になります。光は真っ直ぐ進みたいのに邪魔されていろんな方向に飛んでいってしまいます。
月には大気が存在しないので、散乱されることなく光が進み、光が当たらないところは真っ暗になるということです。
月明かりの逆はないの?
満月の夜になると、月明かりで街灯がなくても明るいなんて現象を知っている人は多いと思います。
じゃあ逆に地球あかり的なのがあれば月の影の部分を照らして、満月じゃなくても月全体を見渡せるんじゃないの?と思いました。
実はこの地球あかりはあるんです。名前は地球照(ちきゅうしょう)と呼ばれるそうです。
三日月の時、夕方になり水平線に沈むちょっと前に月が青白く光る現象を見ることができるかもしれません。
これが地球照と呼ばれています。
なぜ青白いのか?
光には波長があります。
長くて大きい波(長波長,約800nm)と短くて小さい波(短波長,約200nm)があります。短波長は主に青色と見えます。
青白く見えるのはこの短波長が反射しているからなのです。青色の光は反射(散乱)しやすく、その散乱光が月まで届いているのです。
赤色は反射しにくいの?
赤色の光は反射(散乱)が起きにくいです。
光の白色って何?
みなさん光の三原色って知っていますか?よくわからんけど美術の授業でやったなって感じだと思います。
光の三原色とは、赤、緑、青でこの3色を組み合わせることでどんな色も作れる元になる色です。そして全てを混ぜて光らすと白色になります。
ここで白色は光において全ての色を持った色と認識しておいてください。
太陽の色について考える
では、昼間に太陽を見る時は何色に見えますか?赤色?黄色?
私は白色に近い光をしていると感じます。みなさんもよく見てみたら赤というより、白に近いと感じるかもしれません。
つまり昼間に真上から差している光は全ての色の要素を持っていることがわかります。
では、夕日はどうでしょう。赤色に見えると思います。
どうして昼間と夕方の太陽の色が違うのでしょうか?
真上からと横から差す光では、大気に邪魔される距離が違います。そのため、夕日は散乱しにくい赤色の光が見えるわけです。
まとめ
今回は月の影が見えないのはなんで?という疑問を調べてみました。
月の上では地球照とかよくわかると思いますが、地球から見たらあまり観測できませんよね。
ミクロな視点では、身の回りに起きていることはわかりやすいですよね。ですが、マクロな視点では見えない、観測されなくて問題を早期発見できないことにもなります。
近すぎず遠すぎずの関係がちょうどいいのかもしれません。
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